アルタのクジラツアーで何も見られなかったとき
クジラは野生動物で、冬のアルタフィヨルドは荒れることもあります。ヒレひとつ見ずに終わるツアーもあれば、桟橋を離れないまま中止になるツアーもあります。それぞれの掲載ページが何を約束していて、何を書いていないかを知っておけば、空振りの日の悔しさも少しは和らぎます。
無料の2回目を約束する掲載ページはない
ノルウェーのほかの地域には、何も見られなければ無料で再挑戦できるクジラツアーもあります。このサイトに載せているアルタの3つの掲載ページには、どれもそうした記載がありません。クジラが見られなくても、料金を払ったツアーであることに変わりはないと考えてください。
だからこそ、まず細かい条件を読むことです。支払う前に、選んだ掲載ページのキャンセル条件を、GetYourGuideでもViatorでも確認しましょう。
どのボートでもクジラに会える保証はなく、ここで紹介するツアー会社はどこも成功率を示していません。パーセンテージを口にする人は、推測で言っているだけです。
掲載ページに書かれていること
- Alta Adventureの少人数ツアーは、ガイドが天候や安全上の理由で中止した場合に全額返金
- RIBを運航するÆventyrは、シーズンの日程がクジラの移動に合わせて変わることがあると注意
- どのツアーも前日まで無料キャンセルでき、GetYourGuideでは今予約してあとで支払える
- finnmark moodsの掲載ページには、暖房付きボートは船酔いしやすい人には向かないとある
ツアー会社が天候のために中止した場合、GetYourGuideの標準規約では全額返金か別の日への振り替えになります。アルタでの日数がまだ残っているなら、振り替えを頼みましょう。
ボートは出たのに、フィヨルドが空っぽのとき
天気はいいのに、クジラがただ別の場所にいるだけという日もあります。ニシンが動けばクジラも動き、それが一晩で起こることもあります。
口コミにはその両面が出てきます。2月のツアーに参加したある旅行者はクジラを見られませんでしたが、代わりにアザラシとイルカを見ました。
このサイトに載っていない別の会社のツアーに参加した人は、桟橋でクジラがフィヨルドを出てしまったと告げられ、返金を選ぶこともできました。寒い中で3時間期待し続けるより、乗る前に正直に知らせてもらうほうがいいものです。
ボートはクジラが最後に目撃された場所へ向かうので、目撃の少ない日は船長がいつもより遠くまで走ることもあります。努力は役に立ちますが、誰にもクジラを出現させることはできません。魚が移動する理由はアルタフィヨルドとニシンのガイドで説明しています。
フィヨルドにほかにいる生き物
クジラのいない日が、何もない日になることはめったにありません。掲載ページや口コミには、ときどき現れるナガスクジラが出てきます。ネズミイルカやイルカも現れます。アザラシもいますし、海岸沿いには一年中オジロワシがいます。
フィヨルドそのものもツアーの一部です。雪の斜面がまっすぐ海に落ち込み、極夜の時期には昼の薄明かりがそれを青とピンクに染めます。
そのあと午後が空いているなら、ユネスコ世界遺産のアルタの岩絵が同じフィヨルドのほとりにあります。
双眼鏡を持っているなら持っていきましょう。ネズミイルカやアザラシは一瞬しか姿を見せませんが、小さな双眼鏡があればその一瞬をずっと楽しみやすくなります。

荒れた海とボートの選び方
船酔いは、空っぽのフィヨルドと同じくらい確実にツアーを台無しにします。キャビンのあるボートなら中に座ってガラス越しに水平線を眺められますが、RIBは波のたびに跳ねます。
それでもクジラの少ない日にはRIBにも利点があります。約284ドルからのÆventyrの少人数RIBは、クジラが最後に目撃された場所に合わせて出発港を変えるので、約1時間の海上の時間が最新の目撃地点の近くから始まります。
クジラが最後に目撃された場所から出るRIB
Æventyrはその日の出発港を決め、町の中心のMarkedsgata 6からそこまで車で送ってくれます。防寒スーツを着て海上で約1時間、最大12人、12歳から参加できます。24時間前まで無料キャンセル可能です。
難点は乗り心地そのもので、船酔いしやすい人にはつらいものです。ある旅行者によると、嵐の日にはツアー会社がRIBを別のボートに替えることもあるそうです。キャビン付きのボートとRIBの比較はボートの種類のガイドにあります。
どのボートでも、酔い止めは気分が悪くなってからではなく、乗船前に飲むのがいちばん効きます。水平線を見て、ボートが速度を落としたら外の空気を吸いましょう。
前日にサインを読む
フィヨルドでは寒さよりも風が問題です。クジラツアーの日に強風の予報が出ていたら、予約を通じてツアー会社に連絡し、催行されそうか尋ねてみましょう。
24時間前より前なら、3つのツアーのどれでも予約の変更に費用はかかりません。それを過ぎるとツアー会社の判断しだいになるので、早めに聞いておくほど選択肢が増えます。
ここ数日クジラがどこで目撃されているかも聞いてみましょう。乗組員はニシンの動きをよく追っているので、率直な答えがあれば、その日のままにするか、滞在の後半に回すかを決めやすくなります。
口コミも役に立ちます。GetYourGuideやViatorの最新の口コミには、クジラがアルタの近くにいたのか、遠くまで走る必要があったのかがよく書かれています。
計画に予備日を入れておく
いちばんの備えは時間です。クジラツアーは滞在の早いうちに予約しましょう。そうすれば欠航や空振りの日があっても、もう一度挑戦する余裕が残ります。どの週がいちばん不確かかは月ごとのシーズンガイドでわかります。
2回目にはもう1回分の料金がかかるので、最初から予算に入れておきましょう。料金ガイドでは全ツアーの料金を並べて比べています。
クジラの日がうまくいかなくても、アルタには暗い時間を埋める方法がほかにもあります。真っ先に思い浮かぶのは夜のオーロラツアーで、時間の組み方はクジラとオーロラを組み合わせるガイドで扱っています。